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銀行利息が低いのは金利が低いからで、金利が低いのは公定歩合が低いことが根本的な理由のひとつだ。
低金利の現在、銀行利息を収入として期待する預金者は少ないはずだ。しかし負債者の立場なら銀行利息とその金利はさらに気になるところだ。銀行利息があまりにも低いことは預金者にとっては残念な反面、お金を借りる側にとっては喜ばしいことなのである。
公定歩合を下げれば借り手が増加し、お金が回るから景気回復につながる。お金が回って景気が回復すれば公定歩合が引き上がり、金利の上昇とともに銀行利息が上がる。
実際にはもっと複雑で多くの要因があるだろうが、おおまかなしくみはこんな感じだろう。史上最低といわれた0.1%だった公定歩合が2006年に0.4%、そして2007年に0.75%と上昇したことに伴い、銀行利息もわずかながら上向きになっている。
金利0.1%の引き上げ、たとえ0.01%でも負債者側にとっては、先何十年も返済が続くのだからその利息差は大きい。月に1000円といえど返済額が増えるのはいただけない。
我が家もつい先日、高い利息を支払いたくない理由で住宅ローンの借り換えを銀行に申し込んだ。時折、ポストに投函されるその銀行の案内広告に提示される金利や、銀行利息が広告を見る度に確実に上がっているからだ。
審査結果はまだ届かない、銀行利息が低いうちに借金を利用してその恩恵に預かろうという考えは、浅はかだろうか。